
INTERVIEW01
秋山 水咲Mizusa Akiyama
2023年入社
前職は、建築材料の専門商社に勤務。阪和興業では、ニッケルやクロム等の資源を扱うプライマリーメタル第六課に配属され、ドイツや南アフリカとの三国間貿易に携わる。トレーディングビジネスにとどまらない当課の投資ビジネスを間近で感じながら貿易の司令塔として奮闘している。

商社の醍醐味を肌で感じる、
ヨーロッパとのトレーディング。
2,000トンの商材を、アジアから船でヨーロッパに運ぶ。各国の取引先と商談し、ドイツに納入、ドイツからまた世界中に届けていく。商社の仕事が好きなのは、実態があるものを動かせる面白さがあるから。前職は国内取引が中心だったため、世界というより大きな規模でやってみたいと思い、知ったのが阪和興業。入社後、実際に海外貿易業務に携わって、自分のチャレンジは間違っていなかったと思うと同時に、大きなスケールで動く商社の仕事の面白みを肌で感じている。今は、鋼の強度や耐久性、摩耗性を向上させるフェロクロムと呼ばれる合金鉄をトレーディングしている。司令塔として、阪和興業が出資しているサプライヤーから仕入れた合金鉄を貿易の世界中に届ける。顧客第一を掲げるユーザー系商社である阪和興業の先人たちが築いてきた信頼関係の厚さが、今に受け継がれていると感じる。先輩が作った商売の基礎や姿勢を学びながら、事業規模が拡大するプロジェクトの中心にいる。

誇りを胸に、
現状に満足せず商売を加速させる。
既存の商売を大きくしていくのは自分の得意領域だと認識している。いい商売を実現するために「お互いの最適解を見出そう」「最後まで絶対にやり切ろう」という商社パーソンの誇りは持ち続けてきた。前職と違う商材ではあるが、その誇りを土台に、目に見える形で着実に結果が積み重なっている。ただ、現状の自分に満足してはいけないと気付かせてくれた出会いがあった。前職を含め数多くの人に出会ってきたが、阪和興業に入社し、ロールモデルにしたいと思った先輩がいる。商社パーソンとして、対峙する仕事の処理能力、語学能力の高さはもちろん、役職や年次を問わず誰にでもフラットで親切。彼が困っていたら、誰もが手を差し伸べ助けたくなるような人だ。何か一つでも盗めるものはないか、と日々考えた中で辿り着いたのが、多角的な視点と自身のアップデート。膨大な量の情報が流れる業界で、私自身の考えだけに捉われず、頭の中をブラッシュアップさせることの重要性。商売をさらに加速させるために、自身の誇りと、先輩から学んだしなやかさを両立できる人になりたい。

ゼロからイチを拓く、
自分らしく新たな挑戦。
自分らしく自由に挑戦できる企業文化がある阪和興業だから、ゼロからイチの商売を作りたいという、そう遠くない将来の目標ができた。自分で見つけた小さなきっかけが、何億円にもなる大きなビジネスに発展していくストーリーを作りたい。チャンスがあっても私ひとりの力は限られている。重要な局面で情報をキャッチできるアンテナを張りながら、機会が来たら周囲が力を貸してくれる関係を築いていく。自分の努力が結果に直結するやりがいがある営業という仕事で、目標が出来た。新たな商売を拓いていくための環境もある。目指すべき先輩もいる。あとは、実現するために自己成長を続けるだけ。この先、もっと面白いことが待っている。私のキャリアはこれからだ。将来のビジョンはますます広がっていく。
※業務内容、所属部署は取材当時のものです。
PROJECT INTERVIEW
あの人たちのヒートアップ